BORN TO RUNから学んだこと

「BORN TO RUN」をバイブルに日々ランニングしている者のつぶやき。一応サブスリーランナー。

半年越しで足底筋膜炎からの脱却

昨年末から痛めている足底。

そう、ランナーなら誰しもが通る道であろう足底筋膜炎。

ずーっと痛みに悩まされながらも、

月間500キロノルマを淡々とこなしていたんだけど、

それでも、ようやく今月に入ってから調子がよくなってきて、

今ではほぼ痛み無しという状況まで回復しましたよ。

 

なんだかんだと、一番の悪さは走るフォーム。

足底筋膜、つまりかかと付近に負担のかかるような走り方では、

まったくもって回復しないということだ。

 

実は数年前にも同じように足底筋膜炎を患ったけど、

そのときも完治するまでにかなりの時間を要してしまった。

結局、ランニングフォームが整わないと、治ることはない怪我なのかも。

 

一番の原因はオーバーストライド

いわゆる、身体の重心よりも足が先行してしまうような走り。

それでいて、フォアフットで走ろうとするので、

つま先から踵まで突っ張った状態に。

これによって、土踏まず部分の筋膜が炎症を起こしてしまうのだ。

 

そこで、つま先からの着地を意識するよりも、

いわゆるミドルフットでの着地を意識するように走りを変えたら、

なんと足底筋膜炎がさらに悪化。

まあ、オーバーストライドの状態でさらに一番炎症している部分を地面に打ち付けるわけだから、当然の結末ではあるけど。

で、試行錯誤の末、このオーバーストライド問題に気が付いたというわけだ。

 

ランニングフォームについては、腕振りとか、着地とか、上半身と下半身のねじりとか、

細かいところはいくらでもあるけど、

一番の重要ポイントは、やはり頭のてっぺんを糸でつられているようなイメージで走ることなんだろう。

何事もスムーズな重心移動ができなければ、

細かいところを付け焼刃的に調整してもなんともならんということだ。

 

で、今ではそれなりのペース(キロ6分17キロ)で走れるようになったし、

何よりも日常生活をしていて足が痛くないってのは快適だ。

ぼちぼち自分も半世紀という歳に近づいてるけど、

この調子ならまだまだ走れそうな気もしてきましたな~。