BORN TO RUNから学んだこと

「BORN TO RUN」をバイブルに日々ランニングしている者のつぶやき。一応サブスリーランナー。

ナイキの厚底シューズでおきなわマラソン完走!

昨日はおきなわマラソン

最高気温25度、照り付ける太陽の下でのスタートでしたが、

スタート1時間後くらいには前線通過。

打って変わって、極寒のレースになりましたね~。

 

朝からの25度ってのも異常だったけど、

このあとの急降下の気温ってのも、

ランナーにとって大きなダメージだったのは。

 

かくいう自分もべっこりやれてしまったり。

 

スタートはかなり団子状態。

最初の1キロのラップはなんとキロ5分近く。

サブスリーを狙うにはキロ4分15秒イーブンだというのに、

いきなりのこの遅れ・・・。

それでも、そのあと10キロまでの平坦コースで

なんとか4分15秒まで追い上げるものの、

そのあとの激上り坂。

しかも照り付ける太陽と溢れんばかりの発汗。

このまま走り続けたら、確実に倒れてしまうな!という危機感。

ここでまたもや一気にキロ5分までペースダウン。

それでもハーフまでになんとか追いつけようとがんばって、

ハーフは1時間31分なり。

 

この時点でサブスリーは厳しいと弱気になってしまったかも。

あとはただひたすらに早く終わってほしいと思って無心で走る。

30キロ~35キロ。

一番厳しい区間だけど、ここはあえてラストスパートばりに

気合いを入れて走りました。

 

で、結果のほうはネットタイムで3時間6分55秒。

昨年とほぼ同じタイムだったけど、順位は大幅アップで80位。

それだけ厳しいレースだったんだろうな~。

 

前置きが超長くなりましたが、気になるナイキの厚底シューズ。

正直、これでなければ、

もっとべっこりタイムが落ちていたかも。

前半、ペースアップしているときは、

イマイチ、このシューズでの走り方に馴染んでいなかったけど、

後半はばっちりしっくりきたような感じ。

今までのアシックス、ターサーだと

下りに関しては、とにかく着地をマイルドに心がけないと、

後半にダメージがもろに出てくることがあったけど、

このナイキ、ほとんど意識しなくても全く問題ありませんでしたね~。

 

それどころか、走り終えての足も水膨れや爪が死亡するなんとことも皆無。

翌日も全然平気なくらいのダメージの無さ。

恐るべし、ズームXのクッション性。

 

登りはちょい重さを感じることがあったけど、

下りに関しては、不要な衝撃を吸収してくれるので、

バンバン飛ばすことができましたね~。

ただ、途中からの大雨。

濡れるとさらに重さが増すのと、

ソールのグリップがかなり心もとなくなるので、

ペースアップが厳しくなったかも。

 

あとはフルマラソンを走り終えての耐久性だけど、

全然シューズへのダメージも感じられないくらい。

この調子なら、年末のナハマラソン、そして来年のおきなわマラソンでも

間違いなく使えそうですね~。

 

3万オーバーの高い出費ではあるけど、

タイムを目指すランナーなら絶対におすすめできますよ!

ナイキの厚底と骨盤前傾

たまには真面目にランニングフォームの話でも。

 

走るときに骨盤のことを考えてますか!?

意識しなくても、しっかり前傾姿勢が取れてるランナーはいいんですが、

自分はうっかりすると腰が遅れることがあったり。

 

特にナイキの厚底、ヴェイパーフライの場合は、

とにかく足が前へ前へ出ちゃうので、

それに遅れないように体をついて行かせるのがいっぱいいっぱいに。

 

そのときに強く意識することが必要になるのが、骨盤の角度。

しっかり前傾がとれていれれば、

その反発力は驚くほど前へ推進してくれるのだけど、

これが少しでも甘いときは、

足がオーバーストライド気味になってしまい、

その反発力がもろに骨盤回りに跳ね返ってくる。

普通のシューズであれば、ちょいブレーキ要素くらいで済むけど、

ナイキの厚底の場合は腰にガツーンとくるくらい。

レース後半、フォームを意識する集中力が切れてきたときが、

一番危ないかもしれない。

 

つい最近だと、ハーフの日本新記録を更新した小椋裕介が、

「骨盤周りへの負担がある。ケガのリスクがすごく高い。

もろ刃の剣なので、使い方を間違えないようにしないと」

とのコメントを・・・。

 

そして、練習のときは基本履かずに、

レースのみでの使用にとどめているそうな。

 

ん~、ナイキの厚底。

魔法のシューズともいわれているけど、

生半可な気持ちで使っていると、痛い目をみちゃいそうですな~。

ナイキの厚底

ついに・・・、アシックスからナイキへ。

噂のナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%を購入しちゃいました。

 

といっても、まだ履いて走ったわけではありません・・・。

ただ、足を入れた感想からすると、

これはタダ物ではないシューズだってこと。

 

今まで愛用して履き続けたアシックス・ターサージール。

これと比べると、見た目は全く違う。

もはやガラケースマホくらいの差があるかもしれない。

ただ、その厚ぼったい見た目からは想像できないくらいの軽さ。

足に沿った斜めになったソール。

こんなので足入れても大丈夫か!?

 

って思いましたけど、

履いてびっくりなくらいのシックリ感。

特に踵のホールド感が異次元かも。

もともとアシックスを好んで履いていたのも、

この踵のホールド感にこだわるため。

ナイキは踵部分にちょっと膨らみがあり、

それが踵をやさしく包み込んでくれる感じ。

 

ただ、耐久性に関しては、おそらくゼロに近いかも。

シームレスな縫製、柔らかなアッパー素材、

そして厚底のフカフカ感は長くは使えない感満載。

ただ、一応400キロくらいは走れるみたいなんで、

レース用シューズとして年2回のフルマラソンで、

2シーズンくらい使うことを想定すれば、

3万という出費は高くはないのでは・・・。

 

何よりも、厚底を履いていれば~、

という自分への言い訳ができなくなるのはいいのかも。

 

これで、次のおきなわマラソン

サブスリーとは言わず、2時間55分切りを目指したいかも。