ライトレーサーRSのレビュー(続編)
今月からアシックスのライトレーサーRSワイドを、
トレーニング用として履いている。
ちょうど200キロオーバーの距離を走ったので、
そのレビューをご紹介。
まあ、率直なところ、
この値段にしては結構頑張って作ってるなって感じ。
定価は1万くらいだったような。
ターサーシリーズと比べると4000円くらいの値段。
もともとが中学、高校用のモデルだったり。
しかーし、よくも悪くも学生向けって感じもする。
とにかく作りこみがボテッとしていて、
走ってもそのとおり。
ターサーゲイルのようなキレのある走りはコイツではちょっと無理。
おそらく、キロ5分くらいを想定して作っているシューズかと。
キロ5分を超えるようなペースだと、
明らかにパワーロスが大きくなって空回りしてるような気すらもする。
そう、軽自動車で高速道路をがんばって走ってるようなイメージですな。
ま、この辺は想定内なのでヨシとして、
肝心の耐久性。
アッパー部分はとっても強固。
ほんと破れてくるような感じはまったくなし。
しかし、ソール部分は意外とやわかも・・・。
というよりも、ゴム底なので、
多少はすり減っても違和感は無いんだけど、
素材が柔らかすぎるのか、やはり減り方はそれほど期待していたほどよくない。
もうちょっと硬めでもいいんじゃないってくらい。
まあ、ターサーならアウトソールが一枚はげたくらいは、
十分にすり減ってるような気がする・・・。
自分はフォアフットで走り、
着地は基本的に前足部の外側から。
とにかくソールに関してはここがすり減ってくる。
踵についてるような補強材をこっちにもつけたいくらいですな。
あとは気になる走った感覚。
フラットソールなので、とにかく屈曲性に優れる。
ショックは吸収してくれるんだけど、反発力ってのにはほとんど期待できない。
なので、ストライドで走る人には完全に不向き。
とにかくピッチを刻んで走るようにしないと前に進まない。
たぶん、ナイキフリーとかと同じような感覚かと・・・。
トレーニングだと割切って使うならいいけど、
こいつで本番のレースを走っても、タイムは期待できないだろうなぁ。
正直なところ、やっぱターサー買っときゃあよかったと・・・。