先月後半に掴んだこと。
走ってるとき、足裏ばかりを意識して走ってませんか?
まあ、足裏感覚を意識するのは無駄ではないけど、
それでは、足の下部の筋力ばかりで走ってしまうことになりかねない。
体の一か所、特に小さい筋肉ばかりを酷使して走ると、
長時間の活動だとパフォーマンスが低下したり、
それどころか、その部分の故障ということにつながる。
できれば、体全体、大きい筋肉を主に使って走ることで、
関節部分などへの負担を減らし、
そして、より長い時間、高いパフォーマンスを維持できるのだ。
一流ランナーの走りを見てると、
ブレの無い、そして無駄の無い、コンパクトな走りとなっている。
ただ、見た目とは裏腹に、
実は太腿周りの大きな筋肉をフル稼働していたりするのだろう。
筋肉を動かすときに、
単純にスクワットすような動きを思い浮かべるかもしれない。
これだと、太腿の前の筋肉が伸びて、後ろの筋肉が縮む。
そう、前後や左右に動くだけという感じに。
けど、重要なのは関節を中心として回転させる運動ってのがポイントだ。
足をまっすぐに伸ばして、膝を内側に入れたり、外側に出したりする。
このときに、太腿の筋肉は股関節を軸にして回転運動してるのだ。
この回転力をバネのように利用して走ると、
シンジラレナイくらいに楽に、そして速く走ることができるのだ。
よく最近、大幹とかインナーマッスルとか言われてるけど、
この回転運動こそがまさにそれなのかもしれないな~。