BORN TO RUNから学んだこと

「BORN TO RUN」をバイブルに日々ランニングしている者のつぶやき。一応サブスリーランナー。

ランナーにとって必要な栄養とは?

今日は走りじゃなくって、いつもの食事について。 まあ、ジャンキーな食事ばかり、 外食ばかりという方は論外なんですが、 BornToRunの中のタラウマラ族の食事はとても参考になる。 まず長距離を走ることに適した体とは、 無駄な脂肪を減らす、そして必要以上の筋肉をつけない。 ま、筋肉隆々のマッチョな人が、 フルマラソンで速いかって言われれば、そんなことはない。 基本的には細マッチョ(古い?)になることがポイント。 スポーツカーと同じで、 できるだけ軽量化、それでいて必要な部分は強化する。 食事の中でもその精神が現れている。 タラウマラ族のメインディッシュはトウモロコシ。 肉はほとんど食べないし、 山岳地帯なので魚もほとんど食べないと言える。 けど、こんなの食べててほんとに強くなれるのか・・・。 粗食であること。 これは長距離ランナーにとって一番の食事法かもしれない。 伝説のトレイルランナー、スコットジュレクも菜食主義だし。 栄養的に足りていない気がしなくはないけど、 おそらく長年の粗食生活により、 少量の食物であっても体が吸収できる栄養が大きいのかもしれない。 これはきっと、体を動かす際に使うエネルギーについても同様に、 少ないエネルギーで効率よく体を動かせるようになるのかもしれない。 たぶん、常識では考えられないくらいに長く息を止めていられる人がいるように、 彼らもきっとごくわずかな栄養で爆発的な力を生み出すことができるのだろう。 いわば、10年前の車といまどきの車の燃費が全然違うように・・・。