BORN TO RUNから学んだこと

「BORN TO RUN」をバイブルに日々ランニングしている者のつぶやき。一応サブスリーランナー。

ナイキの厚底と骨盤前傾

たまには真面目にランニングフォームの話でも。

 

走るときに骨盤のことを考えてますか!?

意識しなくても、しっかり前傾姿勢が取れてるランナーはいいんですが、

自分はうっかりすると腰が遅れることがあったり。

 

特にナイキの厚底、ヴェイパーフライの場合は、

とにかく足が前へ前へ出ちゃうので、

それに遅れないように体をついて行かせるのがいっぱいいっぱいに。

 

そのときに強く意識することが必要になるのが、骨盤の角度。

しっかり前傾がとれていれれば、

その反発力は驚くほど前へ推進してくれるのだけど、

これが少しでも甘いときは、

足がオーバーストライド気味になってしまい、

その反発力がもろに骨盤回りに跳ね返ってくる。

普通のシューズであれば、ちょいブレーキ要素くらいで済むけど、

ナイキの厚底の場合は腰にガツーンとくるくらい。

レース後半、フォームを意識する集中力が切れてきたときが、

一番危ないかもしれない。

 

つい最近だと、ハーフの日本新記録を更新した小椋裕介が、

「骨盤周りへの負担がある。ケガのリスクがすごく高い。

もろ刃の剣なので、使い方を間違えないようにしないと」

とのコメントを・・・。

 

そして、練習のときは基本履かずに、

レースのみでの使用にとどめているそうな。

 

ん~、ナイキの厚底。

魔法のシューズともいわれているけど、

生半可な気持ちで使っていると、痛い目をみちゃいそうですな~。