BORN TO RUNから学んだこと

「BORN TO RUN」をバイブルに日々ランニングしている者のつぶやき。一応サブスリーランナー。

最速ペースで走るには・・・。

昨日は本気の5キロランを2本。 1本目、キロ3分59秒。 2本目、キロ4分15秒。 1本目は下り坂がメイン、2本目は上り坂がメイン。 これでちょうど一周するコースなり。 いや〜、やればできるもんですな。 1本目の下りはともかく、2本目の上りでも、 このペースを維持できたのはたいしたものかも。 どんなにがんばっても、キロ4分20秒そこそこだったペースが、 急にペースアップできたのは、 走るときのリズムを変えてみたから。 普通はなるべく一定のリズム、一定の力で走り続けるかと思うが、 加速とスピードキープを分けて考える。 そう、以前、記事にもした走り方。 →タン、タタタタ、タン、リズムよく走ること 走っているとき、当然短距離ではないので、 ずーっと加速し続けることはできない。 同じようにロスを減らして、ずーっとスピードキープで走ろうとしても、 抵抗があるので徐々に失速していくことになってしまう。 加速するときは、やはりロスの大きな走りになりやすい。 また、スピードキープのロスの少ない走りをしようとすると、 失速したスピードを加速するのは難しい。 ほんとは、ずーっと加速し続けて、 その抵抗による失速を押さえ続けて走り続けるってのが理想だけど、 正直、今の自分の脚力、心肺能力では到底できない。 で、加速とスピードキープを分けて考える。 ちょうど、加速がストライド的に走るとしたら、 スピードキープはピッチ的に走る。 まずは加速。 一歩を大きく広げるようにして、体をまっすぐ前に移動するように。 空中ではできるだけ低く、 そう、スキーの大回転のジャンプのイメージだ。 そして空中で走るようにする。 ん!? わかりにくいけど、走り幅跳びの選手が、 空中を走るようなイメージ。 実際は1歩、2歩なんては足を動かす時間はないので、 半歩ぐらいしか走ることはできない。 ただ、これが次の一歩を速くするのだ。 で、着地した後はすばやくタタタタって前へ前へ。 小刻みに足を動かして、体の力を抜いてスピードキープ。 ここでは下手に力を入れないで、 できるだけロスの少ない動きを心がける。 そしてまた次の加速の一歩!という感じだ。 単調にスピードを上げて走ろうとするよりも、 こっちのほうがはるかに楽に速く走ることができるのだ。 ただし、それ相応に足に負荷はかかるので、 いかにこれに耐えうるだけの足を作るかが、 今後のトレーニングの肝になるかもなぁ。