膝は曲げて走るべきか・・・?
実はかなり誤解していることもしれないけど、
確かBornToRunの中では、
膝は常に曲がっているという気が・・・。
タラウマラ族の写真を見ても、
確かに重心が低めで膝は常時曲がってるようにも見える。
ただ、一般ランナーがこのイメージで走ってもいいものか・・・。
これはひょっとすると、マラソンとトレイルとの
決定的な違いなのかもしれない。
マラソンだと基本舗装道路を走るので、
車でいえば乗用車レベルのサスペンションがあれば問題無い。
ただ、トレイルという悪路を走るときは、
当然ながらジープなどのようなたいそうなサスペンションが必要になる。
こうなると、膝を伸ばすよりも、
膝も一つのサスペンションとして使うほうが効果的だ。
それと重心を下げる効果もあるので、
でこぼこした道でもより安定して走ることができる。
ただ、マラソンのように舗装道路を走る場合は、
わざわざ膝を曲げる必要も無い。
さらに、マラソンでは持久力に加えて、スピードも要求される。
42.195キロをいかに速く走るかってことになる。
こうなると、やはりストライドを伸ばしやすい、
膝を伸ばした、腰高ポジションを意識したほうが
理にかなってるはずなのだ。
特に下り坂の舗装道路では、
腰高キープで膝を伸ばして、足を落とし込むように走るほうが遥かに速い。
そこに滑りやすい石や、ゴロゴロと動く岩なんてあるはずもないので、
重力に従って、足を動かすのが一番速く走る方法かも。
まあ、中途半端に膝でクッションなんて考えてるから、
レース後半、膝がガクガク〜なーんてことになるのかもしれない。