上り坂に強い走り方
今日は上り坂の走り方について。
意外と下りは速いけど、
上りになるとさっぱりというランナーが多いのでは。
かくいう僕もまさにその通りで、
上り坂がとっても苦手だった。
ただ、去年ぐらいから、逆に上り坂のほうが得意に。
2月の沖縄マラソンでは下り坂では抜かれることがあったけど、
上り坂では確実にごぼう抜きだったくらいだ。
上りのポイントは、やはり重力に逆らう必要があるので、
腿上げを意識しなくてはならない。
そのときに、足ではなくって膝をしっかりと前に出すイメージ。
また、腿上げといっても、
必要以上に足を上に上げる必要は無い。
必要なのは歩幅よりもピッチを上げるようにすること。
それと鍵となるのは重心移動。
スムーズに坂道を登っていくように重心をななめ上に持っていかないといけない。
そのときのポイントも膝。
ちょうど膝に体重をのせるようなイメージで走ると、
しっかり体もついていかせることができる。
また、踏み蹴るタイミングは足が体の重心よりも後ろにきてから。
これが意外と難しい。
重心よりも前で踏み蹴っても、前に進む力にはならないので、
踏み蹴りの段階では体の真下に足がきていないといけない。
そのためにも歩幅をせまくしてピッチを上げれば、
それほど難しくなくできるだろう。